【辻が花】買取価格はいくら？査定相場より高く売るコツ＆業者選び

数ある着物の中でも非常に人気なのが辻が花の着物です。着物を知っている人なら一度は着てみたいと思うものでしょう。

もし、着なくなった辻が花を売るのであれば、できるだけ高く買取してもらいと思うものです。ここでは、辻が花の買取価格について、辻が花の特徴や買取実績についてまとめています。

また少しでも辻が花を高く売るにはいくつかのコツや業者選びが重要なので、その点についても紹介しているので参考にしてみてください。

▼【辻が花】の買取相場はこちら▼

辻が花の着物は売却可能！買取査定で価値はどの程度？

着物の中で非常に人気が高いのが辻が花です。辻が花は模様染め技術の１つであり、いろいろな作者がいます。そのため、辻が花といっても買取査定の価値は大きく異なり、辻が花の買取相場は1万円から30万円と幅が広いです。

そのため、無名の作家が作った辻が花だと1万円程度ということもありますし、逆に辻が花を復活させた久保田一竹の作品となれば100万円で取引されたこともあるほどです。

とはいえ、辻が花というだけでほかの着物に比べれば買取額は跳ね上がります。また、中には辻が花風の作品も多く出回っています。

そもそも辻が花の着物とはどんな着物？

辻が花の着物とは、室町時代後期に流行した伝統的な模様染め技法のひとつで、非常に人気がある着物です。

絞り染めに金や銀箔などがあしらわれており、豪華なイメージがある辻が花を一度は着てみたいと思う人も少なくありません。

辻が花は江戸時代に衰退してしまい、現存しているものは300点程度といわれ、これについては幻の染ともいわれています。

辻が花の着物”買取価格平均相場”と”買取実績”

作者	平均相場・買取実績
久保田一竹	6万円～20万円
二代目久保田一竹	5万円～15万円
大脇一心	4万円前後
吉乃一廉	3万円前後
桐谷翠山	2万円前後
一竹工房	2万円～10万円
無名作家	1万円前後

辻が花の着物の買取価格平均相場は1万円から30万円となっています。これだけ幅が広いのは、着物の状態等もありますが、やはり誰が作成したのかによります。作者による平均相場・買取実績は上記の通りです。

このように、作者によってもその価値は大きく異なります。着物を売る時には着物の状態が重要ですが、辻が花の着物だとそれだけではなく、やはり作者についてもよく知っておかないと確かな価値で査定してもらえません。

また辻が花風の着物だと、大幅に価値は下落してしまいます。

久保田一竹の「辻が花」着物は高価買取に期待できる

辻が花の着物といえば、やはり現代に辻が花を復活させた久保田一竹の着物が非常に価値が高いです。20年もの歳月をかけて研究し復活させた辻が花は非常に手間もかかっており、かなり高価買取が期待できるでしょう。

久保田一竹はすでに亡くなってしまっているため、新品で購入することが不可能なのも関係しているでしょう。

そのため、平均でも20万円で買取してもらえますし、30万円以上になることも稀ではありません。確認できた取引では、100万円以上の値が付いたこともあるほどです。

もちろん今後も高くなる可能性はありますが、当然保存状態によっても買取価格は大きく変わってしまいます。保管に自信がない方は状態がいい今売るのも1つの方法かもしれません。

どこで売る？辻が花の着物が買取可能な店舗(リサイクル･オークション･買取専門業者)

辻が花を買取してくれる業者は主に3つあります。

【売却方法①】リサイクルショップ･古着屋に持込買取

手っ取り早い売却方法としてはリサイクルショップや古着屋に持ち込む方法があります。ですが、これらの店舗だと、ほぼアルバイト店員ですし、辻が花の着物の価値がわかる人がいないでしょう。

そのため安く手放す危険性が非常に高いのでおすすめできません。

【売却方法②】ネットオークション(ヤフオク･メルカリ)

ヤフオクやメルカリなどのネットオークションは、日本全国の人が取引相手ですので辻が花の価値がわかる人に売れる可能性もあります。

場合によっては相場よりも高くなることもありますが、逆にまったく売れなかったり、トラブルになることもあるでしょう。

【売却方法③】おすすめは着物買取専門業者(ネットで依頼可能)

辻が花の着物の売るなら、やはりその価値をしっかりわかる着物買取専門業者に依頼するのが一番です。とはいえ、なかなか近くに着物買取専門業者がないという地域もあるでしょう。

ですが、今はネットで出張査定をしてくれる業者もあります。

• 自宅にいながらしっかり辻が花を査定してくれる
• 辻が花の価値がわかる査定士が査定する
• 基本的に出張査定料はかからない
• 価格に納得できなければキャンセルもできる
• すぐに現金化ができる

辻が花の着物を高く売るなら口コミ評判の買取専門業者『バイセル』がおすすめ

辻が花をどこに買取してもらえば高く売れるのでしょうか。まだ売るかわからないけど「値段だけ知りたい！」という方もいるでしょう。

そんなあなたには当サイト編集部が何度も利用し、最も正確かつ高値で買取可能な着物買取専門業者の『バイセル』がおすすめです。

お住まいの地域にもよりますが最短で30分の出張査定をしていて、あっという間に不要な着物を買い取ってもらえます。

プロの査定員が目の前で丁寧に査定してくれるので安心ですし、その場で適正な買取相場もわかります。対応も問題なくアフターフォローまで万全の体制です。さすが大手だといった印象です。

挙げるとキリがないですが、正直なところ、着物買取業者の中でここまで徹底したサービスをしているのはバイセルだけです。

もし、他店の方が買取･査定価格が高い場合、損をした気持ちになりますがバイセルなら「他店より1円でも安ければ全品返却」なので安心です。

「値段だけ知りたい！」でも問題なく対応してもらえます。着物の価値が高騰している今だからこそ、査定してもらう価値があると思います。

お家に眠っている着物があるなら、買取時期が遅れて損しないためにも、バイセルで正確な査定をしてもらいましょう。

(※1点でもOK！電話相談も可能)

辻が花を実際に売却した方の口コミ評判＆体験談

バイセルでは出張査定はもちろん無料ですし、丁寧で確実な査定で安心して辻が花を査定してもらえるようです。

価値のある着物だからこそ、目利きのできる業者に依頼しなければいけないでしょう。

辻が花を売る前に知るべき”高価買取のコツ”と”注意点”

辻が花を売る前にチェックしてきたいポイントが2つあります。いくら辻が花といっても、この2つのポイントによって、大きく査定額が下がってしまうこともあるのです。

【注意点①】辻が花の証紙があれば必ず一緒に出す

証紙とはその着物の価値を証明する鑑定書のようなもので、これがあることで辻が花の価値が非常に高くなります。それはリユースする際にこれがあるのとないのとでは、信頼度が大きく違ってくるからでしょう。

全ての着物に証紙がついているわけではありませんが、辻が花の着物であれば間違いなく証紙がありますので、査定の際には必ず一緒に出すことが重要です。主に証紙には以下のような内容が記されています。

• 産地の商標登録
• 着物の製造元、織元の氏名
• 伝統工芸品マーク
• 織り方：機械織りまたは手織り
• 素材の原料名
• 着物の染め方

辻が花を購入した人なら証紙の大切さもわかっているでしょうから大切に保管しているでしょう。もし遺品整理などで詳しくない人が売るのなら、しっかり証紙も残しましょう。

【注意点②】状態が悪くなる前になるべく早く買取査定に出す

着物はほかの衣類と違って非常に価値が高いものです。特に辻が花だと安くても数万円、良いものでは数十万円で買取してもらえる高価なものですから、保管状態は特に重要になります。

いくら辻が花といえども、状態が悪ければ買取額は大きく下落します。本来なら使用後にしっかりクリーニングや虫干しして大切に保管しなければいけません。

ただ、もしそれが難しいなら、なるべく早く買取査定に出すことです。それにより高価買取してもらえることでしょう。

まとめ

このように辻が花の着物は非常に価値のある着物で、買取価格も非常に高くなるものです。ただ、買取店によっては着物の本当の価値をわからないスタッフしかいないところもあり、ほかの着物を一緒くたにされる恐れもあります。

そうならないためには、着物の買取に自信がある買取専門店に査定を依頼することは重要です。

今はバイセルのように自宅に訪問して査定してくれる業者もあるので、近くに着物買取専門店がない方は利用してみるといいでしょう。