着物を処分する場合には、やはり買取をしてもらうのが一番良い選択肢です。
しかしこの着物の買取というのも様々な条件によって付く値段が違ってきますから、「着物だから高く買い取ってもらえるんだろう」という安易な期待をするのは禁物です。
大まかに言うと、着物の買取は人気、サイズ、状態といったポイントがとても重要になり、査定額に大きく関係してきます。これらの点は評価のポイントであると共に査定のマイナスポイントともなる部分なので、この点についてはよく心得ておきましょう。
マイナス査定のポイント
- 着物の種類、サイズ、状態などがマイナス査定になることも
- お持ちの品に関しては査定の対策に限界がある
- 今からできる対策としては慎重な業者選びが大事
査定についてはどんな業者に依頼するかでも大きく金額が変わってきます。
詐欺まがいの悪徳業者もいますし、素人同然の相手が価値ある着物に二束三文をつけてしまうこともあります。
積極的にプラス査定をしてくれる業者はどこか?実際に買取を使った評価、店・業者の実績、口コミや評判を総合した結果、もっとも高額買取が実現できるイチオシ買取業者をここでお伝えしておきます。
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査定依頼の方法 |
電話(相談のみ可)・ネット |
目次
着物買取相場は購入価格の20%以上だがマイナス査定が多くなると…
使わない着物を買取してもらいたいと思った場合にまず心得ておかなければならないのが、どれくらいの相場で買い取ってもらえるものなのかという点です。
着物の買取は様々な条件によって査定額が左右されますが、一般的には購入時の20%の金額が相場とされているので、よく覚えておきましょう。10万円で買った着物ならなら2万円、30万円なら6万円といったことが多いです。
この相場からさらに着物の質や状態などを加味して査定額が変わっていきます。ただこの場合は相場よりプラスになるということはほとんど無く、マイナス条件となる部分をチェックし査定額が下がっていくことがほとんどです。
着物買取で注意すべきマイナス査定になる11の条件一覧
着物を高く買い取ってもらえるために大切になるのは、いかに購入時に近い状態を維持しているかという点です。この状態からかけ離れるほど査定はマイナスになっていきます。
つまり着物の買取をしてもらう上では、このマイナス査定になるポイントについて知っておくことが必要になります。
買取を依頼する前にこういった点をチェックしておくと、処分したい着物に価値があるかどうか簡単に見極めていけるので、ぜひ覚えておいてください。
1.使用品である
着物は使用品であることも、マイナス査定に繋がってきます。使い込んである着物であるほど着物の価値は下がるので、処分を考えている着物がある場合にはこの点もチェックしましょう。
着物の使い込み具合は洋服同様誰でも見ればわかることが多いです。この点から言えば、日常着として利用するような着物は当然使用度が高くなるので、マイナス査定の度合いも大きくなります。
普段から着物を愛用している人の遺品で引き継ぐような着物となるとどうしても使用品が多くなりますから、査定についてはあまり期待しない方が良いと言えるでしょう。
使用品がマイナス査定になるということは、逆を言うと未使用品はより高額な査定を期待することができます。使用品という点は査定においてもっとも大きなマイナスポイントとなるものなので、このマイナス点がつかないというのは非常に大きいです。
購入してほとんど使用していないようなものの場合、より買取相場に近い価格をつけてもらうことができます。ト
2.経過年数が10年を超えている
古い着物というのもまた、査定においてはマイナスポイントとなります。洋服と同じように、和服もまた年数が経過しているものは価値が下がり、高い査定を見込むことができません。
特に経過年数が10年を超えているようなものの場合、査定はガクンと下がります。使用頻度が低く未使用に近いものでも、経過年数が過ぎていると査定に響きますから、こういったそれぞれのポイントについて総合的に考えていくことも大切です。
未使用品の場合状態が良いので、着物の素人では経過年数を判断することはなかなか難しいです。しかし専門の業者が見ればデザインや着物の特徴から、簡単におよその購入時期を割り出すことができます。
ただ、経過年数が経っていても状態が良いものであれば、相場に近い価格で購入してもらえることも多いので、諦めずに取りあえずは査定に出してみることをおすすめします。
3.「着物の状態(保存状態)」
査定に大きく響いてくるポイントとして、シミ、汚れ、黄ばみ、虫食い、カビはとても深刻な問題です。これらは着物の見た目を大きく損ない、程度によっては利用することすらできません。
こういった着物の状態が悪い場合、査定のマイナスになるというだけでは無く、買取不可能と言われてしまうこともあります。
着物に詳しくなくともパッと見てわかるポイントなので、買取を検討している着物がある場合には一度広げてこういった問題が無いかをよくチェックしてみてください。
これらの問題がある場合、ほとんど査定金額は期待することができません。しかし査定するのも困難なレベルというわけでなければ一応は買取してもらえることが多いのも事実です。
二束三文でも良いから金額をつけて欲しいというのであれば、買取をお願いすれば良いですし、そうでなければ手芸用の生地などとして活用するのも良いでしょう。
4.「着物のサイズ」
着物のサイズが小さいと、利用できる人が限られてくるため査定額も安価になります。特に小柄な年配の人が利用していたものだと、現代の人にはサイズが小さすぎて需要がありません。
身丈が160~165cm以下の着物や子供用というのはほとんど価値がつかないことが多いので、この点についてはよく心得ておきましょう。
逆に大きな着物というのは、問題無く高い査定を期待できます。大きい場合には一度反物にばらして仕立て直すことができるので、小さいものに比べて活用の利点があるのです。
シミなどの着物の状態に問題があるものでも、その場所によってはサイズが大きく仕立て直しできれいに生まれ変わる期待ができますから、買取を希望する場合はこういった可能性も考えて査定に出せるようにしていきましょう。
5.「着物の質」
どんな素材でできているかも、着物の価値においてはとても重要です。安価な生地は当然査定の価格も安くなりますし、逆に高価なものであればそのぶん高額査定を期待することができます。
着物の生地の質においては、ポリエステルなどの化学繊維や毛で作られたものは一般的に査定が安価な傾向にあります。
こういった生地の着物は大量生産で作られているものがほとんどですから、着物としての価値はほとんど無いのです。5円や10円などといった価格でしか買い取ってもらえないことも珍しくありません。
逆に高額査定が期待できるのは正絹です。正絹は絹100%の生地で、着物に使用される生地の中でも最高級品となります。
同じ着物でも格や需要によって価値は違ってきますが、基本的に正絹の着物は確実に値段がつきますから、有意義な査定を行ってもらうことができるでしょう。
6.「着物の種類」
着物はより需要の高いものほど査定額も高くなる傾向にあります。買取された着物は中古品として再度販売されるものがほとんどなので、高価な着物でも需要が無ければ在庫となってしまい、そのためにより需要が多い訪問着などの方が買取では評価が高いのです。
着物の種類による査定は、訪問着>留袖>紬>留袖>小紋の順で評価されます。
着物の査定はより格の高いものの方が高価な値がつくというイメージがあるかもしれませんが、実際には需要の多いものほど高評価を受けやすい傾向にあります。
正絹の白無垢などは着物の格が高く生地も最高級品ですが、花嫁衣裳を中古で購入したいという人はいません。そのため確実に値段はつくものの、とびぬけて高く買い取ってもらえるということは期待できないのです。
7.「着物の柄や色」
着物の色柄も、査定に大きな影響を与えます。奇抜な色柄や流行り廃りのあるデザインというのはどうしても需要が低くなるので、査定額も安価になります。
着物選びでは個性的なものを好む人もいるものの、全体で見ればそういった人はやはり一部なので、需要が多いとは言えないのです。
逆に古典柄の着物は時代の流行に流されることなく常に一定の需要があるので、査定においてもプラスになります。
着物に詳しくないと地味なものは人気が無いと考えてしまいがちですが、実際には落ち着いたスタンダードなものほど評価が高かったりしますから、この点はよく覚えておくと良いでしょう。
どんなに着物の素材が良かったとしても奇抜な色柄のものは査定のマイナスとなりますし、普通の着物でも人気のある古典柄ならより高い評価が期待できるのです。
8.「紋付きの着物である」
着物に紋が付いていると、査定が下がってしまうことも多いです。紋というのは家紋ですから、それぞれの家によって模様は異なります。そのため買取以後はレンタルでしか使用できないことが多く、査定額もマイナスになってしまうのです。
ただこの紋付きの着物の難しいところは、業者によっては安くなる、買取してもらえないところがあるのに対し、問題無く通常の着物と同じように査定、買取をしてくれる業者もあるという点です。
他の査定ポイントと違いどの業者に依頼をするかで評価が大きく異なってきますから、できるだけ問題とせず扱ってくれるところを探すようにしてください。着物そのものの評価は高いのに、紋付きということで査定額が5万円以上下がってしまうといったこともあるので、業者選びは慎重に行う必要があります。
9.「証紙や落款がない」
(画像出典:ウルトラバイヤー公式サイト)
紬や友禅の着物の中には、伝統工芸品や重要無形文化財の指定を受けているものも多いです。
こういった着物は普通の着物に比べてより高価であり、高く評価されることがほとんどですが、その際これらの品質を証明する証紙や落款が無いと、査定額は下がってしまうことになります。
証紙や落款はいわば品質や産地を証明する鑑定書のようなもので、例え着物が本当に重要無形文化財の指定を受けているものであったとしても、それを証明できるものが無いと評価は大幅に下がってしまいます。
これらの着物は購入する際に必ず証紙や落款が渡されるので、譲り受ける場合にはこれもセットで受け取るようにし、また誤って処分してしまわないようにしてください。
こういった着物を所有している人はその価値を理解している着物愛好者がほとんどで、証紙を処分してしまうということはありませんから、一緒に保管されていない場合は他の場所を探してみてください。
【補足】証紙や落款がないことを理由にして安く買い取る業者もあるので注意
価値がある着物でも証紙や落款が無いと査定が下がってしまいますが、業者の中にはそこにつけこんで着物を安く買い叩こうとするところもありますから、注意してください。
証書が無ければ価値が無いのも同じと騙そうとする業者もあり、特に訪問買取にはそういったところが多いです。証紙が無いことで多少価値は下がっても、買い叩きのような査定額になることはありませんから、気をつけましょう。
価値のある着物については、プロの査定員が在籍する業者に依頼をしてより正当な評価を出してもらえるようにしてください。
10.「百貨店の着物はレシートの有無」
着物は呉服店などの他に百貨店で購入をすることも多いですが、その場合購入レシートが証紙になっていることもあります。
きちんとした証紙でなければ品質を証明できないと思ってしまいがちですが、こういったレシートの形をとっていることも意外と多いので、覚えておくと良いでしょう。
証書がレシートの形を成している場合、着物と一緒に保管というよりは、別のたんすや引き出しに改めてしまってあることが多いです。
探してみたら見つかったというようなことも意外と多いですから、見逃さないよう気をつけてください。また譲り受ける際にも、この有無をよく確認しておきましょう。
レシートや証書の有無で査定の額は大きく変わってしまいますから、買取の際にはできるだけこれを探し、同梱できるようにしてください。
11.「悪徳買取業者に売る」
着物を買取してくれる業者は専門業者からリサイクル業者まで多々ありますが、その中でも最もタチが悪いのが悪質な訪問買取業者です。
こういった業者はまず自宅に電話をかけてきて、処分を検討している着物が無いかということを問い合わせてきます。
予定をつけて後日自宅に訪ねてくることになりますが、その際正しく着物を査定する気などはさらさらなく、買い叩きのような低価格で無理に着物を手に入れようとしてくるので、こういったことに巻き込まれないように注意してください。
悪徳買取業者は、いかに安く着物を手に入れるかということしか考えていません。まずは実際に着物を見せてもらうために営業電話をかけてきて、高額で買い取らせてもらうなどの巧みな言葉で査定の予定をこぎつけてきます。
査定は無料、納得できなければ売らなくて良いなどと言っておきながら無理やり安い値段で買い取られてしまうこともあるので、気をつけてください。
【注意1】査定の段階で商品にケチをつけたり、あえて証紙や落款を無視して査定する場合も
悪徳買取業者は、査定の段階で着物にケチをつけてきます。
汚れやシミ、使用感やデザインなどについて必要以上にこき下ろし、こんなものはどこに持って行っても買い取ってくれないなどと言ってくるので、このような言葉をかけられたら気をつけましょう。
高価な着物については敢えて証紙や落款を無視した査定をすることもあり、まるで価値の無い着物のような値段をつけてくることも多いです。
やけに低い価格を提示してくる場合には悪徳業者である確率を疑い、口車にのせられないようきちんと買取を断るようにしてください。
【注意2】一度持って帰られると返品されない、送料がかかるなどのクレームが国民生活センターに寄せられている
悪徳業者の中には、詳しい査定のために一度着物を持ち帰らせて欲しいといってくるようなところもあります。しかしこういった口車にのってしまうと一貫の終わりで、一度渡してしまった着物は二度と戻ってくることはありません。
また返品をするためには送料がかかるなどと言われることも多く、結局のところ無駄にお金をとられてしまうこともあります。
こういったトラブルは国民生活センターにも多くの声が寄せられており、着物の買い取りにおいては大きな問題となっていますから、うっかり巻き込まれてしまうことの無いよう気をつけてください。
信頼できない業者に安易に着物を預けないようにし、また訪問に限らず宅配買取専門業者においても同じリスクがありますから、リスクについてはきちんと心得ておくようにしましょう。
【対策】必ず信用性の高く実績のある着物買取業者に依頼しよう!
物などでも思わぬ価値がつくことも・・・着物の買取を依頼する場合には、必ず信頼できる着物専門の買取業者に依頼をするようにしましょう。
これは悪徳業者に大切な着物を買い叩かれないようにするということはもちろんですが、着物というのはある種特殊な品物で、着物そのものの価値と評価が違ってくることもあるため、正しく査定してもらうためにも専門のプロに見てもらうべきだからです。
着物に詳しくない査定士に任せた場合二束三文の値しかつかないようなものも、その道に詳しいプロに見てもらえば、思わぬ価格となることがあります。
査定においては買い取り後の販路を考慮することも多く、着物の専門のプロの査定士であれば、様々な販路を持っていることもあり、より高価な価格で買い取ってくれることが多いのです。
無銘の反物に思わぬ価値が付くこともありますから、より信頼できる業者を選び、査定をお願いするようにしましょう。
全てのマイナス要因があったとしても着物専門の買取業者なら買取可能
例えば使用感、シミや汚れ、柄や色など全ての査定ポイントにマイナス要素があったとしても、着物専門の買取業者であれば、これらの問題をクリアして買取をしてくれる購入者の当てを持っていることがあります。
普通の中古品買取業者では、次の買い手がつきにくいような着物は当然在庫となってしまうので、都合の悪い着物については当然評価を低くします。
しかし着物専門の買取業者ならそういった点をクリアでき、需要の厳しさなどを気にせず着物本来の価値で評価してくれるのです。
評価によっては数万円の違いが出てきますから、より納得のいく内容で着物を買い取ってもらうためにも、専門の買取業者を利用していきましょう。おすすめの着物買取業者は以下の関連記事からどうぞ。
着物を高く売るなら買取専門業者『バイセル』がおすすめ
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お家に眠っている着物があるなら、買取時期が遅れて損しないためにも、バイセルで正確な査定をしてもらいましょう。
(※1点でもOK!電話相談も可能)
まとめ
不要な着物の買い取りをお願いする場合には、信頼できる着物専門の買取業者に依頼をするようにしましょう。
着物はオークションやフリマアプリ、リサイクルショップなどで処分することもできますが、これらの場合には本来の着物の価値には到底至らない、二束三文の値段にしかなりません。
専門の買取業者であれば着物本来の価値をきちんと評価してもらえ、また通常では値が付かないようなものについても価値を見出し買い取ってもらうことができます。
着物を無駄にすることなく、とても有意義に買取ってもらえるので、賢く役立てていきましょう。
着物の査定については、新品未使用品の状態からどれだけマイナスの査定ポイントが出るかといったことで金額が決まってきます。
着物の質や種類、色柄については仕方が無くても、保存状態については努力できる部分も多いですから、手をかけられるところについてはできるだけのことを行いましょう。
しかしだからといって無理にホームクリーニングをしようとすると帰って着物の価値を落としてしまいかねませんので、防虫やカビのはたき以外は必要以上に行わないよう気をつけなければなりません。
何がマイナスになるかということを知っておけば、より正しく着物を扱い高い査定を出してもらうことができますから、大事なポイントをしっかり押さえておきましょう