着物を良く知らない人からすると、帯というのは付属品としての価値しかありません。しかし、着物を楽しむようになってくると、1つの着物に帯が3本ともいわれるほど重要なものなのです。同じ着物であっても帯1つでがらりと印象が変わります。
結果、家に着物は少なくても帯がたくさんある、というケースも多くなってくるのです。着物を着る人なら嬉しいことかもしれませんが、着ない人にとっては整理してスッキリさせたいと考えても無理はありません。
そこで着物の帯を売る方法について詳しく見ていきましょう。帯だけなんて買い取ってくれるのと不思議に思う人もいるでしょうが、実はまったく問題ありません。ここではどこで売るのか、買取の相場はいくらなのかについても調べてみました。
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目次
着物の帯とは?
では、そもそも着物における帯とはどういうものかから解説をしていきましょう。端的にお伝えすると、帯とは現代の洋服でいうベルトと似たような役割を持ちます。着物を胴の上から巻き付けて安定させるためのものです。
最初は機能的な意味で着物の帯は使われていたのですが、文化が発展してくると機能面以外にも見た目にもこだわるようになってきます。それが定着してきたのが、時代的に政情が安定してきた江戸時代の中期あたりです。
この頃になると帯のデザインだけにとどまらず、様々な織り方が考案されて現代でも使われる物が定着してきました。
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女性用の着物の帯については大きくは4つの種類にわけることができますので、まとめておきましょう。
以上が女性用の帯の種類になります。対して男性の場合は女性ほど細かく別れているわけではありません。だいたいが10センチ程度の幅の帯が主流となっています。デザイン的にも女性用の帯とは違ってシックなものが多いのが特徴です。男性物の帯として一般的なのが以下になります。
女性物の帯と比較すると、そこまでこだわりがないと言って良いでしょう。
女性用の帯の主な種類
女性用の帯の主な種類について解説していきます。
袋帯・名古屋帯・半幅帯・丸帯
では、女性用の帯を細かく見ていきましょう。街中で着物を着ている女性の多くが袋帯か名古屋帯のどちらかを締めています。後で解説をしますが半幅帯や丸帯というのは少し特殊な帯になるからです。袋帯というのは一般的にはフォーマルな場で用いられるものです。
表地と裏地を袋状になるように縫い合わせて作られていることから、名称がついています。巻いている部分に厚みがでる見た目が特徴でしょう。この袋帯よりも簡単に締められるようになっているのが名古屋帯になります。
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基本的にフォーマルでもカジュアルでもつけられますが、どちらかと言えばカジュアルが中心なのも覚えておくと良いでしょう。身体の胴体部分に巻きつけるところが、あらかじめ半分に折った状態で作られているのです。
半幅帯というのは袋帯の半分の幅であることからの名称です。浴衣などに用いられることが多く、カジュアルな着物を着る時にはよく似合います。丸帯は婚礼衣装や芸妓さんが用いるもので、一般的には使うことはほとんどありません。
男性用の帯の主な種類
男性用の帯の主な種類について解説していきます。
細帯・兵児帯
男性が用いる帯としては細帯が代表的なものになります。女性用の半幅帯と比べても細く作られていて、身体を締め付ける負担を減らして動きやすいのが特徴です。デザイン的にはシックなものが多く、男性が使いやすいものになっています。
もう1つの兵児帯ですが、これは男性でも子ども用として使われることが多いものです。ただ近年では子どもだけではなく、大人の男性や女性でも浴衣を着る時に使うケースがあります。男女ともに気軽に締められるので人気です。
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帯を買取してくれる店舗(リサイクルショップ)・オークション・買取専門業者
不要になってしまった帯はどうすればいいのか迷う方もいるはずです。そこで、帯を買取してくれるところを紹介していきます。主な買取場所は以下の3つです。
- リサイクルショップ・古着屋
- ネットオークション
- 着物買取専門店
1.リサイクルショップ&古着屋
着物の帯を売るとして最も多くの人が思いつくのがリサイクルショップまたは古着屋ではないでしょうか。この2つはどの街にでも1軒はお店がありますので、売る先が良くわからないならとりあえず持っていこうと思うものでしょう。
しかし、着物であるのならまだしも帯のみとなると買取をしてくれるリサイクルショップ、古着屋はかなり少なくなります。
着物そのものは取り扱いをしていても帯のみとなると販売する先がなかったりするからです。結果、着物は取り扱っていても帯のみとなると難しくなります。
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2.ネットオークション
20代や30代といった若い世代を中心にして手軽な売却手段として浸透しているのがネットオークションでしょう。特に最近ではスマートフォン1つあれば手軽に出品できますので、お小遣い稼ぎに利用する人も少なくありません。
着物の帯にしてもネットオークションで売ることは可能です。しかし、着物の帯を買うような人がネットオークションを利用するかというと答えは否となります。
そのため帯だけの出品であれば落札者がつかない可能性も高いです。また、着物も一緒だと思っていたのになどのようなトラブルになる可能性も捨てきれません。
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3.着物買取専門業者(インターネットでも依頼可能)
そこで着物の帯を売るのなら最もお勧めしたいのが、着物買取専門店になります。一見すると着物の買取を専門にしているので帯だけは断られるのではと思うかもしれません。しかし、専門店ですので帯だけでも買取をしてくれるのです。
特に利用をお勧めしたい理由は、出張査定なども無料で行ってくれる点でしょう。わざわざお店に足を運ぶのではなく、専門の知識をもったスタッフが自宅まで出向いてくれますので、適正な値段で買取をしてくれます。
帯の他にも小物などの買取もしてくれますので、売れないと思っていたものが予想以上の値段になったなどのケースは少なくありません。つまり着物を売るのなら買取専門店を利用するのがいちばん良いと言えるのです。
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帯や着物を売る前に知るべき”高価買取のコツ”と”注意点”
自宅の押入に眠っていたものだとしても、せっかく着物や帯を売るのなら少しでも高く買い取って欲しいものです。ですが、どのようにすれば高額で買取をしてくれるのか、着物に詳しくない人なら予想もつかないでしょう。
そこで帯や着物を少しでも高く買取してもらうタメのコツをここで紹介していきます。売る前に知っておくことで相場よりも高く買取してもらえる可能性が高くなるでしょう。面倒な手間などはかけずに行える方法が、いくつかあります。
- 保管状態の良し悪しで買取価格が変動
- シミ抜きや補修は必要ない
- 証紙は売却時に出す&まとまった数を売る
- リサイクルショップ・古着屋・オークションで売らない
1.保管状態の良し悪しで買取価格が変動
着物や帯を売る時に最も大切なことはできるだけ良好な状態で売却することです。実は着物や帯を保管するのは素人では大変なことで、少しでも手を抜いていると虫食いになってしまったり、シミや汚れなどが付着してしまいます。
買取専門店ではこうしたシミや汚れがついた着物や帯であっても買取をしてくれます。よほどのことがなければ買取拒否といったことにはならないでしょう。しかし、買取額についてはどんどん下がってしまうのです。
万全な状態であればそれなりの額がついたものでも、汚れや虫食いなどがあることで10分の1程度にまで買取額が下がってしまうケースも珍しくありません。こうした事態を防ぐためにもできるだけ早めに売ってしまうのがポイントになるのです。
2.シミ抜きや補修は必要ない
上でも少し触れましたが、着物や帯の保管が万全でない場合にはシミや虫食いなどが起こってしまいます。こうした着物や帯を売る前に、しみ抜きをしたり補修をするとどうなのでしょうか。
買取額がアップするのではと思われるかもしれませんが、実はやらない方が良いです。なぜしみ抜きや補修をしなくて良いのでしょうか。答えはとてもシンプルでしみ抜きや補修をしたことによってアップする買取額よりも、業者に頼む費用などの方が高くつくからです。
当然ですが買取専門店でも買い取った着物や帯をそのまま販売するわけではありません。汚れがあるのならクリーニングをしますし、補修をすべき部分はしっかりと直します。そうしたコストがかかる分、買取額にも影響が出てしまうものなのです。
しかし、専門店の場合はしみ抜きや補修をする数も多いですし、一般人が行うよりも安くあげられるので、費用や手間をかけてまで行う必要はありません。
3.証紙は売却時に出す&まとまった数を売る
着物や帯を売る時のポイントとしては、基本的にまとまった数を売るようにすると買取額はアップしがちです。専門店では1点からでも無料で出張査定をしてくれます。しかし、まとまった数があるのならそれにこしたことはありません。
なぜなら出張査定をするのにも人件費がかかるものですから、まとまった数を売却してくれるのであれば、利益を出しやすくなるのです。そのため1点ずつ売却する時よりも買取額に色をつけやすくなります。
もう1つ覚えておきたいのが証紙の存在でしょう。証紙とは端的にお伝えしますと、その着物の品質鑑定書のようなものです。
証紙というと紙をイメージしますが、着物を作った時にでた端布などを使って作られたものです。この証紙があるかないかで大きく買取額が違ってきます。
4.リサイクルショップ&古着屋&ネットオークションで売らない
少しでも着物や帯を高く売りたいのなら、リサイクルショップまたは古着屋、ネットオークションを使わないことです。売る時は買取専門店に依頼するようにしてください。なぜ買取専門店なのかですが、最も安定して高値で売れるからです。
リサイクルショップや古着屋というのは、着物を取り扱いしていたとしても、専門的な知識を持ったスタッフがいる可能性はかなり低いです。そのため本来なら相応の価値がある着物でも捨て値でしか買取額がつかないケースが多いのです。
ネットオークションの場合は、入札者が多ければそれだけ売却額がつり上がる可能性があります。しかし、着物の帯のみの出品で入札する人がどれくらいいるのかはわかりません。また、先述のようにトラブルを引き起こす可能性が高いのでおすすめできないのです。ここで情報をまとめておきましょう。
- リサイクルショップや古着屋では適正価格がつきにくい
- 着物や帯そのものの買取をしないケースもある
- ネットオークションは売れない可能性も高い
- 売れてもトラブルになるリスクも高い
以上が、ネットオークションや古着屋、リサイクルショップをおすすめできない理由です。
帯の人気メーカー・産地・作家ものとは?
洋服にも高級なブランドがあるように、帯にも人気の作家、産地、メーカーといったものがあります。当然ですが、これらの帯についは高額での買取額がつくケースがあるのです。特に有名な作家ものともなると帯とは思えないような値段がつきます。
有名な作家が作った帯として人気なのは、人間国宝である北村武資氏の作品になります。状態にもよりますがその価格は10万円を超えてくるのも珍しくありません。このレベルには劣りますが栗山吉三郎氏、浦野理一氏などが有名な作家です。
帯が作られた産地というのも実は重要になります。ワインなどと同じで評価が高い産地のものほど高値がつくそうです。特に有名なものとしては京都の西陣織があります。他にも博多織、結城紬、芭蕉布などはどの買い取り店でも高額がつくでしょう。
最後に帯を作っているメーカーもまた重要なポイントです。初心者だからこそお店から勧められるままに、有名なメーカーのものを購入する人は少なくありません。そのため所有者本人は知らなくても河合美術織物や山口美術織物、川島織物などは高値がつくので強気に交渉しましょう。
帯の”買取価格の平均相場”と”買取実績”
【帯の買取価格と相場表】 |
状態 |
買取価格 |
悪い |
約500円~ |
普通 |
約1,000円~ |
優良(有名作家・人間国宝) |
約100,000円~ |
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)
着物の帯を売った場合にどのくらいの価格で買取をしてくれるのか、その額を知っておくことは重要です。帯の状態などで買取額は前後しますが、相場を知っておくとだいたいこのくらいかと把握できるので足下を見られることがありません。
一般的な帯ということで見ていきますと、買取相場というのはだいたい500円程度から1万円に届かないくらいになります。ほとんどがこのくらいの買取額におさまると考えて良いでしょう。一部のメーカーや産地、作家ものになると一気に値段がはね上がってきます。
帯も作家もので産地やメーカーが一流のところになると、販売額が100万円を超えてくるのも珍しくありません。最高級品の買取相場や実績になると、だいたい10万円は超えてきます。それでも元の値段からすると10分の1程度になるのが古着の世界です。
その中で値段を出しやすいのが一流のメーカーが作ったものでしょう。前述にて触れていますが、有名どころのメーカーが作ったものだと買取相場が2万円を超えてきます。最大で6万円程度にまでなるので交渉の時には覚えておくと良いでしょう。
ちなみに産地として近年人気になっているのが芭蕉布です。この芭蕉布で作られた名古屋帯は特に業界でも人気の高いものなので、査定でも高額をつけやすくなっています。夏物であっても最大で20万円程度の額がついた実績もあるほどです。
最後に情報をまとめておきましょう。
- 一般的な帯なら数百円から数千円が買取相場になる
- 作家もので有名なものなら10万円以上がつく
- 一流のメーカーなら2万円から6万円程度が相場
- 芭蕉布の名古屋帯は人気が高いので10万円以上つくこともある
- 以上が、着物の帯における買取相場と実績になります。
着物と帯を高く売るなら口コミで評判の買取専門業者『バイセル』がおすすめ
着物と帯を売るのなら断然お勧めなのが買取専門店です。その専門店の中でもトップクラスの人気になるのが、バイセルでしょう。この名称が怪しいと思う人もいるかもしれませんが、着物買取においてかなりの実績を残している信頼できるお店です。
実際に編集部が所有する着物を査定してもらった結果、人気の着物買取業者34社を比較した中で最も高い査定額をつけたのは「バイセル」でした。
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お住まいの地域にもよりますが最短で30分の出張査定をしていて、あっという間に不要な着物を買い取ってもらえます。
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着物買取専門業者『バイセル』がおすすめな理由
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- 独自の販売ルートがあり高価買取可能(即日現金払い可)
- 査定後のキャンセルも当然ながら無料
- どんな状態(汚れや古いもの)でも無料査定
- 依頼者が女性の場合は女性の査定員を指名可
挙げるとキリがないですが、正直なところ、着物買取業者の中でここまで徹底したサービスをしているのはバイセルだけです。
もし、他店の方が買取・査定価格が高い場合、損をした気持ちになりますがバイセルなら「他店より1円でも安ければ全品返却」なので安心です。
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お家に眠っている着物があるなら、買取時期が遅れて損しないためにも、バイセルで正確な査定をしてもらいましょう。
着物の帯を実際に売却した方の口コミ評判・体験談
帯を実際に売却した方の口コミ・体験談はとても参考になります。実際にみなさんも物を買うときとかに利用したことがあるでしょう。
口コミを参考にするときはなるべくツイッターやインスタグラムといったSNSがおすすめです。口コミ投稿サイトや、口コミを紹介しているサイトは、自作自演の可能性があります。
状態が悪くても買取不可は稀!汚れ・傷み・破れがあっても無料査定OK
帯や着物の買取において心配になるのが状態の悪さです。状態が良くないものは買取不可になるのではと心配に思う人も多いでしょうが、特に大きな問題はありません。なぜなら買取専門店にしても買取をするのがビジネスだからです。
着物や帯を売る場合の基本となるのは、出張査定という形です。この出張査定そのものは無料で行っていますので、買取専門店としてもビジネスチャンスをわざわざ買取不可にして潰してしまうことはないのです。
よほど状態が悪すぎるというようなケースを除いて、買取不可となることはないでしょう。ただし、高い査定額がつくかどうかはわかりません。それなりの価格で購入した帯でも状態が悪ければ買取額が数百円単位になることも珍しくないです。
まとめ
着物の帯を売る時のことをまとめてみました。帯というのは知識がない人からすると着物の付属品でしかありません。しかし、実際には付属品ではあっても、それ単体で通用する価値を持つものなのです。そのため帯も意外な高値がつくことがあります。
男性ものでそこまで高く買取されるケースは少ないですが、女性ものは人気の産地やメーカーものだと数十万円の価格がつくこともあります。そのため帯だからと捨て値で売るようなことはことはしない方が良いでしょう。
確かにリサイクルショップや古着屋、ネットオークションなどを利用すると簡単に売ることができます。
しかし後々のトラブルになったり、買取額に納得がいかないケースも多くなります。購入する時は高額だったのに売るとこんな値段にしかならないのというのは珍しくありません。
しかし買取専門を利用することで、帯についても適正な価格で買取をしてくれます。どんな帯でも高額査定になるわけではありませんが、その理由についても聞けば教えてくれます。そのため帯を売るのなら買取専門店を利用した方が良いでしょう。