着物買取が可能なお店は全国にたくさんありますが、中でも友禅市場は知名度が高く、人気も高いお店です。とはいえ利用したことがない人にとっては、本当に良いお店なのかや、不要な着物でも高価買取になるのか、疑問もあるでしょう。
ここでは友禅市場の特徴や、口コミからわかる評判などについてまとめます。メリットやデメリットが把握でき、利用すべきお店かどうかを判断する情報として役立つはずです。高価買取を実現するためにも必要な情報をチェックしておきましょう。
着物は同じものでもお店によって査定結果が変わります。相場を超える高価買取を目指すなら、査定をしっかりしてくれる、豊富な知識や実績を持つ買取店を見つけないといけません。
目次
着物買取「友禅市場」の総合評価
宅配買取をメインに着物買取を行っているのが友禅市場です。友禅市場を利用する前に抑えておきたいポイントを整理しておきましょう。
- 原則として宅配買取のみの対応
- 高価買取に力を入れている
- 査定だけの依頼は不可
- キャンセルする場合は返送料を支払い
以上4つのポイントが友禅市場を利用するうえで知っておきたい情報です。買取方法についてですが、友禅市場では原則として宅配買取のみの受付となっています。店頭での持込買取には対応していません。
出張買取については、50着以上を売るという場合のみ、自宅へ出張買取してくれるサービスを提供しています。大量に売る時以外は、宅配買取で査定してもらうことになると考えておきましょう。
また、査定だけをしてもらうことはできないので、基本的には売る前提で利用するようにしましょう。一応、査定後に買取をキャンセルすることも可能ですが、この場合は郵送した着物を送り返すため返送料がかかります。
返送料はこちらの負担となるため、実質的にはキャンセル料が必要になるようなイメージです。友禅市場の宅配買取を利用する時は、最終的にそのまま売るつもりで利用するのがいいかもしれません。
友禅市場の着物買取の特徴
(画像出典:友禅市場公式サイト)
では次に友禅市場の着物買取の特徴を見ていきましょう。買取はどこでも同じと思われるかもしれませんが、実は買取店ごとにさまざまなカラーがあり、特徴を持っています。
特徴を理解することで、良いお店かどうかも見えてきます。友禅市場には4つの特徴があるので、それぞれを覚えておくと高価買取も実現しやすくなります。
1.買取方法は宅配のみ(無料宅配キット)
(画像出典:友禅市場公式サイト)
友禅市場の買取方法は原則として宅配買取のみです。先程紹介したように、大量の着物を売る場合は出張買取も利用できますが、これは特殊なケースです。自分で梱包材を用意する場合は、売りたい着物を入れて郵送するだけでかまいません。
無料宅配キットを利用したい場合は、事前にホームページか電話で無料宅配キットを注文しましょう。
無料宅配キットが自宅へ届きますので、そちらに着物を入れて郵送します。宅配買取のみの対応ですが、全国どこからでも買取が可能になるため不便さは感じないでしょう。
2.無料査定&手数料無料
(画像出典:友禅市場公式サイト)
友禅市場で着物を査定してもらう際には、査定料や手数料は発生しません。どちらも無料なので、費用をかけずに不要な着物を売れるので便利です。
宅配キットも無料なので、査定をしてもらうだけで費用が発生することはありません。また、宅配買取なので、代金の支払いは振込となるのですが、振込手数料も無料なので安心です。
買取店によってはさまざまな手数料が発生し、買取の金額から差し引かないといけないこともありますが、友禅市場はそうした心配のない、使いやすいお店です。
3.和装関連は買取OK(主に正絹・上布・麻・木綿)
(画像出典:友禅市場公式サイト)
友禅市場は着物買取を行っているので、和装関連のものならその多くが買取対象となります。
特にこれらの着物は汚れやキズがひどくなければ、大抵のものは買取対象となり買い取ってもらえます。この他にも、帯や小物といったアイテムも買取対象ですし、古い着物も状態が良ければ買い取ってもらえます。
着物の専門店だけあって取扱商品も幅広いので、まずは査定に出してみるのがおすすめです。ただし、あまりにも状態が悪いものは買取不可とされることもあります。
4.年間5000件の実績から他社より高価買取
(画像出典:友禅市場公式サイト)
友禅市場は年間5,000件の買取実績があり、これが他社よりも高価買取が可能な理由にもなっています。
- 経験豊富なスタッフが正確な査定をしてくれる
- さまざまな販路を確保している
- 店舗を持たないのでコスト削減が可能で、その分を買取金額に回せる
年間5,000件の実績があることで査定に必要な知識が豊富で、さらにたくさんの着物を在庫として抱えることになるので、販路も複数持っています。さらにコストも最小限に抑えているため高価買取が実現可能なのです。
友禅市場の着物買取システム~正しい利用方法と流れ~
(画像出典:友禅市場公式サイト)
ここでは友禅市場で着物を売る場合の、実際の流れを見ていきましょう。
- ホームページか電話で無料宅配キットを申し込む
- 宅配キットに着物を入れ、身分証のコピーと買取依頼書を同梱し郵送
- 着物が友禅市場に届くと査定が開始
- 査定結果の連絡が来るので問題なければ買取が成立、指定口座に代金が振り込まれる
以上のような流れになっています。売りたい着物を郵送すれば良いだけなので、難しい手順もなく、郵送が済めば後は査定結果の連絡が来るのを待つだけです。
着物だけでなく、身分証のコピーと買取依頼書が必要になる店は忘れないようにしましょう。買取依頼書は友禅市場のホームページからプリントアウトできます。
友禅市場の高価買取査定の平均相場を公開
(画像出典:友禅市場公式サイト)
特徴の項目でも触れたように、友禅市場は年間5,000件の買取実績を誇ります。1年が365日ですから、1日におよそ13着ほどの着物を買取している計算になります。これはかなりの数と言っていいでしょう。
これほどの実績を持つ買取店は多くありません。買取実績が豊富ということは、それだけ多くの人が利用しているということです。高価買取の可能性も高いと考えて良いでしょう。
実際、これだけの数の着物を査定しているわけですから、査定員の知識は期待できます。友禅市場のホームページには過去の買取実績も掲載されていますが、京都の加賀友禅や大島紬など、さまざまな着物が売られ買い取られているのが確認できます。
実績を見ると優良な買取店だというのがわかります。
着物買取する前に知るべき『友禅市場』の必須知識
では友禅市場で着物買取を利用する場合の、基本的な概要についてもまとめておきます。運営会社の情報や、買取の対応地域、受付時間など、利用する方が気になる点を記載しておきますので、利用する際に役立ててください。
運営会社情報(規模/所在地/古物商許可番号など)
運営会社 |
盈月 |
設立 |
平成23年 |
所在地 |
石川県金沢市 |
古物商許可番号 |
石川県公安委員会の第511010011906号 |
友禅市場は盈月という会社が運営していて、盈月の設立は平成23年です。比較的新しい会社ということになりますが、買取は日本全国で対応をしていて、その規模は大きいと言えます。運営会社の所在地は石川県の金沢市です。
ちなみに買取を行う会社は必ず古物商許可証を持っていますが、盈月の古物商許可番号は、石川県公安委員会の第511010011906号です。友禅市場のホームページにもしっかり記載されていますので安心です。
買取対応地域・受付時間
北海道/東北地方 |
北海道 |
青森県 |
秋田県 |
岩手県 |
宮城県 |
山形県 |
福島県 |
関東地方 |
東京都 |
神奈川県 |
千葉県 |
埼玉県 |
栃木県 |
群馬県 |
茨城県 |
北陸/甲信越地方 |
長野県 |
新潟県 |
山梨県 |
石川県 |
福井県 |
富山県 |
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東海地方 |
愛知県 |
岐阜県 |
静岡県 |
三重県 |
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関西・近畿地方 |
大阪府 |
兵庫県 |
京都府 |
滋賀県 |
奈良県 |
和歌山県 |
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中国地方 |
山口県 |
岡山県 |
広島県 |
鳥取県 |
島根県 |
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四国地方 |
香川県 |
高知県 |
徳島県 |
愛媛県 |
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九州/沖縄地方 |
福岡県 |
宮崎県 |
長崎県 |
佐賀県 |
熊本県 |
鹿児島県 |
沖縄県 |
友禅市場の買取対応地域は、日本全国です。宅配買取なのでお住まいの地域に関係なく利用できます。
また、買取受付の時間ですが、電話での受付時間は午前10時から午後7時までとなっています。郵送先などがわかっている場合は、事前連絡なしで郵送してしまってもかまいません。
買取不能の場合は処分で対応
査定に出しても状態が悪かったりすると、買取不可となる場合があります。この場合、着物を返送してもらうことも可能ですが、その際の返送料は自己負担となりますので、不要な着物であれば処分をお願いするのもおすすめです。
友禅市場では買い取れなかった着物の処分を行っています。
友禅市場を利用した方の口コミと評判
友禅市場の”悪い口コミと評判(悪評)”
友禅市場の”良い口コミと評判”
【まとめ】友禅市場(着物買取店)のメリット・デメリット
(画像出典:友禅市場公式サイト)
下記に友禅市場を総合的に見たメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 宅配買取で全国どこからでも利用可能
- 査定料や手数料が無料で費用が最小限
- 豊富な買取実績から高価買取が狙える
デメリット
- 出張買取や持込買取を利用したい人には不向き
- キャンセルすると返送料は自己負担
全国どこからでも買取を依頼でき、費用も最小限に抑えられるのはありがたいメリットでしょう。高価買取が狙えるのも見逃せません。
ただ、出張買取や持込買取で着物を売りたい人にとっては少し使いにくく、さらに査定結果を踏まえてキャンセルした場合、着物の返送料は自己負担となってしまいます。
売るかどうかを明確に決めていない場合や、査定結果に満足できなかった場合はデメリットが出てきてしまいます。