引越しでいらない着物が出たときの処分は『着物買取店』がおすすめ！

引っ越しの際に1番大変なのは、不用品の処分ではないでしょうか。特に愛着のある着物は、ゴミとして廃棄するのは気が引けますし、処分に困る品物でもあります。

不要とは言え思い入れのある着物なら、納得できるよう処分したいものです。そこで今回は、引っ越しのタイミングで不要になった着物の処分方法をいくつか紹介していきます。

できるだけ少ない荷物で新居に移れるよう、最適な方法をピックアップしているため、ぜひ参考にしてみてください。

引越しのタイミングでいらない着物を処分する『3つの方法』

着物の処分は単にゴミとして「廃棄」するだけではなく、「寄付・譲渡」や「売却」などの今後も有効活用されるような方法も存在します。それぞれの特徴をチェックして、自分にぴったり合う処分方法を見つけてみましょう。

【処分方法1】いらない着物を無料で寄付･譲渡する

愛着のある着物をゴミとして廃棄したくないという人は、友人や知人をはじめ、別の人に寄付・譲渡する方法があります。状態も良く相手側も気に入ってもらえる着物があれば、譲ることで有効活用してもらえるはずです。

ただし「着物が好きだから」という理由だけで友人や知人に声をかけると、相手の迷惑になってしまう場合があります。着物にもサイズがあるため、手直しをしなくても着られる人を選びましょう。またデザインに合う年齢であるかも重要です。

周りに着物を着る人がいない場合は、有効活用してもらえる団体へ寄付するのも良いでしょう。着物を寄付できる場所は、以下のようなところです。

• NPO法人
• NGO団体
• 市民団体

これらの団体のほとんどは、寄付された着物をほぼ100％リユースしています。着物の他にも古着やぬいぐるみ、絵本などの寄付も受け付けているため、「着物以外にも処分したい物がある」という人におすすめです。

【処分方法2】いらない着物を捨てる方法

不要になった着物はできるだけ次の人に活用してもらうのが1番ですが、中には状態が悪く廃棄せざるを得ないものもあるでしょう。傷みや汚れが目立つ着物の廃棄方法として、まずは自治体に依頼するのがおすすめです。

自治体なら無料で処分してもらえますので、引っ越しにかかる費用を抑えられます。ただし回収日は決まっているため、急な処分の際には別の選択肢を考えなければなりません。

またゴミ捨て場まで運ばなければならず、量が多い場合には手間がかかります。一刻も早く処分したい時や着物の量が多い時は、地域のゴミ処理センターに持ち込むのがベストです。

直接持ち込む手間はかかりますが、回収日まで待たなくても良いため、荷物を整理したその日に処分できます。

重たい着物を運ぶのが大変な人は、不用品回収業者に処分を依頼しましょう。自宅まで取りに来てくれますし、着物以外の物も引き取ってくれます。

【処分方法3】着物を売却する方法

着物の処分方法には、「寄付・譲渡」や「廃棄」だけでなく、「売却」もあります。売却すればお金も手に入り、引っ越し費用に充てることも可能です。着物の状態や産地、作家によっては、高額で買い取ってもらえます。

金銭的負担の軽減にも繋がりますし、思い入れのある品物を次の人に愛してもらえるため、気持ちの良い取引ができるでしょう。

ここからは不要になった着物を売却する方法について、おすすめ度順に3つほど紹介していきます。

【おすすめ度：★】リサイクルショップ･古着屋で売る

不用品の処分としてまず思い浮かぶのは、やはりリサイクルショップでしょう。引っ越しの際には、着物以外の不要品も出てくるため、一気に処分したい場合におすすめです。ただし着物を売る時には、以下のようなデメリットが存在します。

• 着物査定のプロがいないことが多い
• 高額査定の可能性が低い
• 待ち時間がかかる

ほとんどのリサイクルショップでは、着物査定のプロは在籍していません。そのため本来なら高値で取引できる着物も、数百円での買取となってしまう場合があります。

着物の価値を正しく見極めてもらうためには、専門家の居るお店を選択しなければなりません。

【おすすめ度：★★】ネットオークション･フリマアプリで売る

自宅に居ながら着物の売買ができるネットオークションやフリマアプリは、市場規模が大きくなりつつあるため、高値での取引ができる可能性が高いです。また和装への関心が高い海外の人の目にも留まりやすいでしょう。

ただ自身で着物を出品するには、以下のような注意点があります。

• 着物が映える写真を掲載する
• 正しい情報を発信する
• キャンセルポリシーを記載する
• 質問されそうな内容は先に回答しておく
• 送料トラブルの回避

この他にもネットオークションやフリマアプリは、出品までに様々な手続きが必要です。値引き交渉やトラブルの対処も自身で行わなければならず、慣れていない人にはやや難しいかもしれません。

【おすすめ度：★★★】出張＆高価買取できる着物買取業者に売る

大切にしていた着物をしっかりと査定してもらいたい人や、店舗へ持ち込むのが難しい人は、出張＆高価買取できる着物買取業者に依頼するのがおすすめです。

着物買取業者の特徴には、以下のようなものが挙げられます。

• 着物査定のプロが在籍
• 状態の悪いものでも買い取ってもらえる
• 対応が早い
• 買取実績が多い
• カバンや小物類の買取も可能

着物買取業者はプロの査定士が在籍しているため、着物の真の価値を見極め相応の料金で買い取ってもらえます。小物類なども一緒に売れば、買取価格も高くなるでしょう。

着物を高く売るなら口コミ評判の買取専門業者『バイセル』がおすすめ

ネット買取業者の中でも評判が良いのが、バイセルです。バイセルのサービスは、どうして評判が良いのでしょうか。

• 出張査定の対応が早い
• 少量でも査定をしてくれる
• 難ありの着物でも対応してくれる

バイセルは出張査定を依頼してから、家に来てくれるまで、最短で30分ほどだと言われています。住んでいる場所によっては、数時間はかかると思いますが、それでも十分スピーディな対応です。

実際に編集部が所有していた着物を査定してもらったのですが、とてもスピーディで最も高い査定額をつけてくれました。

バイセルであれば、着物一点からでも出張買取に応じてくれます。汚れていたりシミが付いていたりする着物も、快く査定をしてくれました。

着物買取店の中で、当サイトが自信をもっておすすめする着物買取店です。

以下、バイセル(スピード買取.jp)の具体的な申し込み方法をかんたんに解説します。

【電話】で査定依頼する場合

1. 公式サイトにある電話申し込みボタン(緑)を押す
2. オペレーターに査定の着物の点数と希望の訪問日を伝える

【ネット】で査定依頼する場合

1. 公式サイトから申し込みボタン(赤)をクリック
2. 名前や住所等の必要事項を入力
3. オペレーターからの電話で着物の点数や訪問日を決める

電話、ネット申し込みのどちらも24時間対応しています。忙しい方でも時間を気にせず査定依頼ができますよ。

(※1点からOK！電話相談も可能)

母の着物を処分することができない方はリメイク･リサイクルがおすすめ

母親から受け継ぎ処分できない着物は、リメイクして再利用してみましょう。大切な着物をより身近なものに生まれ変わらせれば、利用頻度も上がり長期的に使用できます。

着物のリメイク品には、以下が挙げられるでしょう。

• バッグ
• スマホケース
• 日傘
• メガネケース
• ポーチ
• クッション
• 座布団カバー
• ドレス
• アクセサリー

使用頻度はすくなくても思い入れのある品物は、なかなか手放せない人が多いですが、違う形にすることで手元に残せます。早いうちに着物のリメイクに取り掛かれば、引っ越しの時に梱包する荷物が少なくなるでしょう。

リメイクにはある程度技術や費用が必要ですが、万が一自身でリメイクするのが難しい場合は業者に依頼もできます。

まとめ

引っ越しのタイミングで要らなくなった着物は、ゴミとして廃棄する他にも、寄付・譲渡や売却などで有効活用してもらえます。

中でも売却はお金も手に入るため、お得に引っ越しができるでしょう。高額査定を狙うなら、着物査定のプロが在籍する買取業者に依頼してみてください。

また母親から受け継ぎ、どうしても処分できない着物は、リメイクをして別の形に生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。ポーチや小物にすれば、着物として存在していた頃よりも使用頻度が高くなるはずです。